ThinkPad X1 Carbon (6 Gen) のバッテリーが死んだ - システム破壊・復旧編

タイトルの通り、マシンのバッテリーが死んでしまった。悪いタイミングでバッテリーが死んでしまったため、マシンのシステム (Arch Linux) が壊れてしまった。その復旧の記録と、バッテリー換装作業の記録を残しておく。今回はシステム破壊と復旧について。

先に教訓をまとめておくと:

です。


かんたんにまとめると、こんなことが起こった:

まず、何はともあれブートイメージを復旧させなくてはならない。というわけで以下のようなことをやった:

これでマシンが立ち上がるところまで復旧できた。

yay の途中で強制的にシャットダウンしてしまったため、pacman のローカルデータベースが破損したような状態になっていた。 yay をやり直そうとしても、署名があわないとかいうエラーが出てしまう。エラーが出るパッケージのローカルキャッシュの sig ファイルが空っぽになっており、この辺が原因のように見える。

ここから色々やってさらに破壊を進めたり、どうにか復旧したり、また壊れてしまったりを繰り返した。最終的には Arch Wiki のPacman/ローカルデータベースの復元に従って復旧できた。こちらを参考に操作するのがよいと思う。


バッテリーの死亡タイミングがほんの少し前か後ろにずれていれば、こんなすったもんだもなかったはず。この日は他にも小さめのアンラッキーが続いて、まぁそういう日だったんだろう。

教訓としては冒頭に書いた通り。もうやりたくない。